減価償却

ざっくりな意味

減価償却とは・・・
大家をやるために必要なもの(例:家やアパート)を買ったとき、買った年に全額を費用にするのではなく、何年かに分けること。
法律で決まっている。

もう少し説明すると

私が1000万円で戸建てを買います。

私が戸建てを貸して家賃収入を得ます。

私が確定申告をします。

その時の確定申告では、戸建て購入費用は1000万円ではなく、分けて申告します。
※分け方にはルールがありますが、ここでは省略します。
イメージはこんな感じです。
※この例では、1000万円を200万円ずつ5年に分けて申告しています。

このように、費用を分けることを減価償却と言います。

何のため?

ドラ大家
ドラ大家

そもそも、何のために減価償却なんてやるんですかね?

1年目に1000万円を費用にしてはダメなんですかね?

税務署
税務署

正しい儲けを把握するためです。

儲けが年によってデコボコしていると、正しい儲けが分からなくなるでしょう。

もし、売上が毎年300万円だった場合、1年目に1000万円を費用にすると、儲けはこんなイメージになります。

減価償却して費用を分けると、儲けはこんなイメージになります。

ドラ大家
ドラ大家

減価償却した方が儲けが均一になり、極端な赤字や黒字がなくなるので、正しい儲けが把握できるというわけですね。

まとめ

減価償却とは、「偉い人が正しい儲けを把握するために、費用を分けることなんだなー」
とお考えください。