戸建て投資の費用って、物件費用やリフォーム費用以外に何があるんですか?
確かに、費用については本やネットを見ても、「何にいくらかかるのか」具体的な費用が分からないですよね。
初めて戸建て投資する人が費用をイメージしやすいように、私が1戸目にかかった費用を全てお伝えします。
1戸目の物件概要
1戸目のレントロール(物件概要)は以下の通りです。
この物件は500万円で売りに出されていましたが、指値(低い金額を指定すること)をして、400万円で購入しました。
購入した当時、築40年の物件で、だいぶリフォームが必要な状態でした。
購入時の費用
購入時の合計費用は「4,476,092円」です。
費用の内訳は以下の通りです。
物件費用のおおよそ10%がプラスでかかりますね。
貸出時の費用
貸出時の合計費用は「1,293,741円」です。
費用の内訳は以下の通りです。
大部分はリフォーム費用ですね。
運用時の費用
運用時の合計費用は「42,703円」です。
費用の内訳は以下の通りです。
実質利回り
最後に、全体費用と家賃収入からこの物件の実質利回りを見てみましょう。
全体費用
家賃収入
55,000円 × 12ヶ月 = 660,000円
実質利回り
実質利回り = (1年間の家賃収入-運用時の費用)÷(購入時の費用+貸出時の費用)×100
=(660,000-42,703)÷(4,476,092+1,293,741)×100
≒ 10.7 %
まとめ
1戸目の費用をまとめると以下の通りです。
1戸目の実質利回り「10.7%」でしたが、これは戸建て投資としては決して高利回りとは言えません。
1戸目は正直、ここまで費用がかかると思っておらず「実質利回り12%くらいいくかな」と甘く考えていました。
皆さんにも物件費用、リフォーム費用以外にこれだけの費用がかかるということを知っていただき、実質利回りを計算するときの参考にしていただければ幸いです。
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