戸建て物件ってどうやって探すんですか?
方法は色々あります。
まずは私も含め不動産投資家がやっている基本的な物件の探し方をお話ししますね。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
- 基本的な物件の探し方手順
- 物件を探す上での注意点
そもそも物件の探し方が分からない、忙しいのでできるだけ効率的に物件を探したい、といった方に向けた記事です。
物件の探し方(基本編)
物件は以下のステップで探すのが基本です。
- Webサイトから探す
- 不動産会社に問い合わせる
- 物件を内覧する
- 物件の購入意思を不動産会社へ伝える
順番に解説していきます。
Webサイトから探す
まずは、Webサイトで自分の購入したい条件に合った物件を探します。
投資用不動産のポータルサイトはいくつかありますが、あまり多くの選択肢があっても迷ってしまいますので、私が良く利用しているサイトをご紹介します。
サイト名 | URL | 特徴 |
---|---|---|
at home(アットホーム) | https://www.athome.co.jp/ | 不動産投資専用サイトではなく、実需(実際に住む人)向けの物件も掲載されているため、物件数が多い |
楽待(らくまち) | https://www.rakumachi.jp/ | 不動産投資専用サイトのため、物件数は少なめだが、オーナーチェンジなどの投資用物件が多い |
健美家(けんびや) | https://www.kenbiya.com/ | 不動産投資専用サイトだが、物件数が多く、at homeには掲載が無い物件が時々ある |
不動産会社に問い合わせる
Webサイトで興味がある物件を見つけたら、その物件を管理している不動産会社に問い合わせます。
問合せ方法は以下の通りです。
- Webの問い合わせフォームから問い合わせる
- 直接メールする
- 直接電話する
問合せ後、翌日、または翌々日にはメールまたは電話で不動産会社から連絡があります。
そこで物件内覧の日程調整を行います。
物件を内覧する
物件の内覧は現地集合が多いです。
しかし、内覧したい物件が複数ある場合など、一度不動産会社のオフィスに集合することもあります。
不動産会社のスタッフ付き添いの下、物件を内覧します。
(内覧時のチェックポイントや当日持っていくもの、不動産会社へヒアリングする内容などは、別の記事でまとめたいと思います。)
物件の購入意思を不動産会社へ伝える
物件を内覧した後、不動産会社から「どうします?(買います?)」と聞かれます。
あなたに買う意思があれば、「○○円なら買います」など、購入の意思を伝えます。
競合(他に買いたい人)がいない場合、不動産会社は「じゃあ、売主さんに聞いてみますね」と言って、売主に「○○円で買いたい人がいるけどどうします?」と聞いてくれます。
結果は後日不動産会社から連絡をもらえます。
競合がいる場合、不動産会社に「私はこの物件をいくらで買います」という申し込みをするための「買付証明書」を提出します。
物件の買い方については、こちらの記事をお読みください。
【これから戸建て投資を始める方へ】戸建て物件ってどうやって買うの?
物件の探し方(応用編)
応用というほどではないですが、実際に不動産会社へ行き、物件を紹介してもらう方法があります。
やり方は、アパートやマンションの部屋を借りる時と同じです。
こちらの条件を不動産会社に伝え、その不動産会社から条件に合った物件を紹介してもらいます。
物件のほとんどはWebサイトに掲載しているものですが、まれにWebに掲載されていない格安のボロ物件や、Webに掲載前の物件を紹介してもらえることがあります。
不動産会社の話によると、格安のボロ物件をWebに掲載しない理由は以下の通りです。
格安のボロ物件をWebに掲載すると、問い合わせが殺到しちゃうので載せないようにしてるんですよ。
問い合わせが多い割に購入までに至らないケースがほとんどですからね。
仲介手数料も安い(仲介手数料は物件価格で決まる)ので割に合わないんですよ。
また、私の場合、1棟目を購入した不動産会社から、Webに掲載前の物件を優先的に紹介いただいたこともありました。
実際に不動産会社に行って対面で話すメリットは他にもあります。
Web上では分からない情報を教えてもらえる点です。
例えば、こんな情報です。
- 売主はどんな人か
- 指値(値引き)はできそうか
- 物件への問い合わせはどれくらいあるか(競合がどれくらいいるか)
- リフォーム歴はあるか
始めのうちは何を話してよいか分からず、緊張すると思います。
でも、最初に「不動産投資は初心者で分からないことだらけなんです」と一言伝えると、大抵の不動産会社の方は丁寧に色々と教えてくださいますよ。
まとめ
なんとなく物件探しの手順とポイントがイメージできましたでしょうか。
最初の内は、良い物件があっても即購入せず、Webサイトを見る→内覧するを繰り返してください。
そうすることで、物件の相場、物件のどこをチェックすればよいかなど、物件を見る目が養われていきます。
その結果、他の人に買われてしまっても、「縁がなかった」と思って割り切ってください。
高い買い物ですので、それくらい慎重に選ばないと失敗のリスクが高くなってしまいます。
「手順は分かったけど、どんな条件で物件を探してよいか分からない」という方には、こちらの記事で物件探しのポイントを解説しています。
【これから戸建て投資を始める方へ】1戸目に選ぶべき戸建て物件の条件とは?
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