良さそうな物件が見つかりました。
でも、実際買うとなるとどうすればよいか分かりません。
家を買う方法って実際に買ったことがない方は分からないですよね。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
- 戸建て物件を購入するまでの流れ
- 戸建て物件を購入するときの注意点
まだ1度も戸建て物件を買ったことがない方に向けた記事です。
戸建て物件を購入するまでの流れ
戸建て物件を購入するまでの流れは以下の通りです。
順番に説明していきます。
不動産会社へ買付けを入れる
物件を内覧した後、不動産会社とこんなやりとりがあります。
どうします?(買います?)
(買う意思がある場合)
○○円なら買います
ここで、競合(他に買いたい人)がいなければ
じゃあ、売主さんに聞いてみますね
と言って、売主に「○○円で買いたい人がいるけどどうします?」と聞いてくれます。
結果は後日不動産会社から連絡をもらえます。
競合(他に買いたい人)がいる場合
買付証明書を提出してください
と言われます。
買付証明書とは、「私はこの物件をいくらで買います」という申込書のことです。
買付証明書は公の書類ではないため、特に決まったフォーマットはありません。
不動産会社が用紙を持っていて、かつ代筆してくれるケースが多いようです。
ちなみに、私が1戸目を購入したときの買付証明書はこれです。
売主は複数の買付証明書を比較し、基本的には一番高い値を付けてくれた人に売却します。
ただし、戸建て投資の場合、現金で購入する人が多いため、決済に時間がかかる銀行融資は不利になることが多いです。
そのため、売主が売却を急いでいる場合は、融資の人が現金の人より高い値を付けても選ばれないこともあります。
結果は後日不動産会社から連絡をもらえます。
売主・不動産会社と売買契約をする
後日、不動産会社から「買付けが通りました」と連絡があれば、次は売買契約です。
売買契約は、買主、売主、不動産会社の3者で行われます。
場所は通常、不動産会社のオフィスで行われます。
当日持っていくもの
- 手付金(物件価格の5%~10%)
- 印紙代 1000円
- 印鑑(認印 または 実印)
- 身分証明書
当日やること
- 不動産会社から売買契約書の説明
- 不動産会社から重要事項説明書(通称:重説)の説明
お金の決済と物件の引渡しを行う
売買契約が済んだら、最後に残金の支払いと物件の引渡しです。
いよいよ物件が自分のものになる日です。
決済・引渡しは、買主、売主、不動産会社、司法書士の4者で行われます。
場所は不動産会社のオフィスか、もしくは銀行の支店で行われます。
決済・引渡しが銀行で行われるのは、支払方法が銀行振込の場合です。
振込の確認をもって決済・引渡しが完了するため、振込の手続きがスムーズにできるよう銀行の支店で行われます。
当日持っていくもの
- 実印
- 通帳印
- 銀行の通帳
- 住民票
- 身分証明書
- 支払い金※
※支払い金の内訳
支払先 | 説明 | |
---|---|---|
売買代金残金 | 不動産会社 | 物件価格から手付金を引いた金額 |
固定資産税清算金 | 売主 | 引渡し日~その年の12/31までの固定資産税 |
仲介手数料 | 不動産会社 | 仲介手数料 |
登記費用 | 司法書士 | 登記費用と手数料 |
ちなみに、私が1戸目を購入したときの金額明細はこれです。
当日やること
- 司法書士から登記内容の説明
- 支払い金の振り込み
- 鍵の引渡し
まとめ
戸建て物件購入の流れはイメージできましたでしょうか。
実際は、不動産会社から細かく指示してもらえるため、それほど難しい作業ではありません。
ただ、これらのことを頭に入れておくだけで、事前に準備や心構えができますよね。
そして、契約日や引渡し日当日を安心して迎えられるのではと思います。
鍵の引渡しが完了すると、とうとう物件はあなたのものです。
物件の程度にもよりますが、ほとんどの場合リフォームが必要になるでしょう。
物件のリフォーム方法についてはこちらの記事をお読みください。
【これから戸建て投資を始める方へ】戸建て投資リフォームの抑えるべきポイント2つ
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